レッズ2000年5月〜9月
ホームへ UrawaRedsLaboへ
2000年9月20日
「何やってんだブラジル!」そして「よくやったスロバキア」へ。日本国中にこの1週間に悲喜それぞれ他力本願な叫びが飛び交った事だろう。
なにはともあれ日本五輪代表、32年ぶりに決勝トーナメント進出が決まった。代表イレブンおめでとう!ありがとう!
しかしタラレバは禁物だが、日本が前半20分を凌いでいたら違う結果が招来していたはずだ。実力差は確かにある。ミスパスやキープミスもあり、決定的な場面を演出出来なかった。だが「大人と子供」とさえ言われた覆い難い差はもはや存在していなかった。そこには徹底的なディフェンスを敷き対戦出来る機会のみを尊しとし僥倖のみを恃む姿は無く、勝利をも意識し攻撃に挑戦していく日本代表の姿があった。日本代表は「試す」サッカーや「負けない」サッカーではなく「勝つ」サッカーを獲得する第一歩を記したのだ。従来ブラジルは日本サッカーに於て「絶対的」な代名詞だった。しかしシドニーに於てブラジルは既に相対化し得る存在になったのだ。「自信」という財産とともに。
この大舞台で問題点も明らかになった。その一つが選手交代と戦術の問題だ。日本の攻撃パターンは積極的なディフェンスからサイドに展開、もしくは稲本−中田(中村)とつなぎ攻撃の起点となる。ここまでの戦いでの柳沢→本山の交代は1トップにする事でDFのずれとスペースの拡大を築き、厚みの増した中盤がスペースの活用が可能となり、中田・中村・稲本が入っていくというシフトチェンジが好成績をもたらしていた。だが今回ではトルシエ監督の交代は後手に回り、残り10分を切って柳沢に代り平瀬投入、ロスタイムに入って高原に代り本山投入と、1点を取りに行く采配が出来なかった。互角もしくは有利な状態での膠着状況の際には耐える采配が光るが、ベンチにスロバキアリードの情報があったとはいえ、積極的な采配が出来なかった点が惜しまれる。ブラジルは日本が落ち着く前に先制し、後半の日本のオフサイドゼロが示すように、リスクを犯すことなく守りきりの勝利を収めた。今後の日本の戦いもこうしたゲームプランの構築や修正を確かに行うことが大事であろう。
個々の選手については稲本・明神の両ボランチが輝いている。稲本は南ア戦ではミスパスが目立ったが、現在の日本は明神のカバーと繋ぎ、稲本のキープとミドルパスに支えられていると言っても過言ではない。特に稲本にはシドニーで名を売って早期に海外移籍を果たして欲しい。三浦・酒井のサイドはよく攻守のバランスを保っていたが、ブラジルの攻勢への応対で非常に消耗していた。中村・高原にはスペースが与えられず、中田不在でアピールのチャンスだったが、攻撃のアイディアを生かすチャンスが無かった。中田が辞退したアジアカップなどでスペースが無い時の崩しを見せて欲しい。
なにはともあれ望みは繋がった。準々決勝はUSA戦。スピードはあるが個人技や組織能力はここまで戦った南アやスロバキアに及ばないという。いつもどおりの日本のサッカーが出来れば決して怖い相手ではない。ここで勝てば自動的に2試合できる。準決勝の相手はイタリアかスペイン。是非準決勝ではスペインにワールドユースの借りを返し、決勝でブラジルと再び合いまみえ勝利したい。強豪にたいする勝利、それは金メダルに勝るとも劣らない勲章だ。この勲章を積み重ねる事によってのみ強くなれる、強く己の力を信じることができる。五輪戦士には是非ともシドニーで大きな何かを掴んできて欲しい。
2000年9月20日
ペトロヴィッチ退団、新外国人獲得!ペトロが退団した。家庭の事情というが最近起用度の低さもあり非常に残念だ。勝利への執念を良くも悪くも見せ、攻撃を支え加速させる事が出来る選手だっただけに、退団は寂しいし残念だ。今後の活躍を祈るとともに感謝の意をささげたい。
このページも大分長いこと更新をサボってしまいました。その間にレッズはまたもボーダーに再接近。日本五輪代表の活躍が光るなか、確実に日本人のサッカーの見る眼も肥えつつあり、このままではサポーターにも見捨てられかねないんじゃないか?J2はJ2でいいのだけど、その場所に応じたいいサッカーを見せて欲しいのだ。リーガ・エスパニョーラとセリエAは、その性格は全然違うがそれは中身の上下を問うものではないし、J2はJ1とレベル差は少しはあっても、中盤の構成やファンタジックな攻撃が無くとも徹底した切れ味鋭いカウンターや粘り強いディフェンスを見せるというようなJ2なりのプロフェッショナルのプレイを見せなければならないと思う。札幌・大分・仙台などはそういう戦いが出来つつあるけど、レッズは個々の選手の能力の高さや戦う意識はある(と信じている)のだが、どうゆうプレイをしようという意識の共有がまるで見えないように思えるのである。小野伸二にはそんな目的意識の低いサッカーに染まらずに居て欲しい。斎藤監督もJ1のプライドを捨てて何かに徹底したサッカーを見せて欲しいと思う。とってつけたような新外国人獲得(ブラジル人MFアジエル:今季天皇杯までの契約)も起爆剤なるか?福田を使わずペトロは退団。いわゆる「引っ張る」「支える」選手不在の中、今後のレッズの戦いが注目される。
2000年8月27日
アウェイで山形相手に2―1で勝利。アウェイなのでテレ埼の中継が無く試合は見れなかった。ゴールは岡野と吉野、両方とも後半でもゴール。薄氷の勝利だったようだ。やはり展開力のあるペトロか吉野の起用からのようだ。まあ勝ち点3獲得でなにより。
伸二が五輪代表から落選した。補欠メンバーにも入らなかった。伸二のためにも五輪代表チームのためにも外すべきとは当ページに書いたものの事前の情報漏れなどもあり、伸二の心中を思うに複雑な気持ちではあった。トルシエはアジアカップのメンバーを五輪メンバーとは別に編成すると(決勝トーナメントに進出した場合日程がキツクなるので)示唆していたので、伸二が復調とは言いがたいという理由以外にもその辺の事情(アジアカップにナカタ召集はほぼ不可能でありしかも五輪と別チームとなるとプレイメーカーの層が薄くなってしまう)があるのかもしれない。にしても服部の故障で選考に迷走があったのか五輪代表の西の残留は以外だった。右サイドの明神のサブ・攻撃的オプションなのか?西はそんなに選ぶべき選手なのか?五輪代表チームでの実績はゼロだし、左に中村・本山を選んだ上に三浦淳を選出している以上三浦を右やボランチでの起用も想定しているわけだし右サイドやボランチもできる酒井も選出している。それに右サイドであれば市川、ボランチであれば遠藤を起用して欲しかったと思う。さらにFWは平瀬でなく北島を選んで欲しかった。Jでの実績が歴然である上に平瀬は調子が下降気味でありまた一次予選と違いスペースもプレッシャーも段違いの舞台では平瀬は全然通用しないんじゃないかって気がしてならない。
希望を言えば
GK:川口* 曽ヶ端 DF:宮本 中田浩 森岡* 松田 中澤 MF:中田英 中村 稲本 遠藤 明神 市川 本山 酒井
FW:西沢* 高原 北島 補欠:柳沢 小笠原 山口 都築
という感じがいいかな。まあなんにしても伸二は気持ちを切り替えて新たな目標設定のもとにモチベーションを保ち早く自分のプレイを取り戻して欲しいと思う。2006年アテネ五輪でスペインやイタリアから合流という手もあるのだから。(といいつつもどうやら五輪サッカーは次回大会から正式種目でなくなるかも知れないという動きがFIFAだかIOCだかにあるらしい。)
2000年8月19日
勝ち点差3、消化試合が1試合浦和が少ないとはいえ射程距離に落ち込んできてしまった浦和レッズ。3位の大分トリニータをホームに迎えての決戦。結果から言えば開始早々伸二のFKに永井の得点などで勝ち点3を手に入れた。でも危なっかしい試合運びと畳み掛ける事が出来ない攻撃と局面で淡白な守備は相変わらず、やきもきさせられた。伸二がトップ下なのにクビツァのポストへのロングボール一辺倒、伸二はサイドに流れてプレーする時間が長かった。確かにクビツァのポストプレーは素晴らしく、サイドに展開しチャンスメークも出来ていたけど、伸二は真中に張ってクビツァを楔にして開いたスペースに岡野・永井が入るとか、石井・河合とボランチが2人とも「汗かき」屋なんだから両サイドバックにもっと攻撃参加させてとか、あのメンバーだったらもっと多彩に分厚い攻撃が出来るはずだ、ってハズだったらJ2にいないよね。それに選手起用も納得いかない。述べたようにボランチが2人とも「守備的MF」、なのに両サイドは上がらない、だったらボランチのどっちかはサブに入っていたペトロビッチを使うべきだろう。ペトロなら中盤でキープしてくれるし展開力もある。意図性の低いミドルパスや無茶なロングパスを連発するボランチ2人じゃ攻撃は全然繋がんない。そもそもなんで河合なんだ?ペトロもいれば阿部もいるし吉野だって広瀬さんだっている。そういえば福田さんはホントどうなっちゃったんだろう。どうかこのまま引退しないで欲しい。斎藤監督は何考えているんだろう。
福田さんが無聊をかこっているまに、「あの」盛田剛平選手が後半40分に出場しましたよ。99シーズンに鳴り物入りで入団し原監督が辛抱して使いつづけ無得点で終わって原監督のクビどころか浦和のJ1残留まで吹っ飛ばしてしまった彼が。なんか落ち武者のような風貌と化してました。もともとメンタルが弱そうだった盛田、後半43分にゴールマウスに角度が40度くらいずれたシュートを放った盛田、「利き足はアタマ」だったはずなのにポストで競り負ける盛田、ああ盛田、盛田、汝を如何せん。彼には「オレ、オレ」っていう自己中になりきってみることとフィジカルの強化そしてなによりも初ゴール、と思うのだけども結局こうしてレッズのアリ地獄の深みにはまって行ってしまう気がしてしまってならない。伸二ぃ、W杯が終わったらレッズのような方向性の見えない球団から絶対海外脱出だぞ。盛田には佐藤慶明(G大阪→浦和→?)、小野には菊原・磯貝に憑依されないようにしていただきたいと思われてならない。
2000年8月11日
首位札幌との勝ち点差は二桁、3位大分との勝ち点差は6、いよいよやばくなってきている訳ですが、この大事な時に石井と西野さんが怪我。おいおい大丈夫かって思っていたところ、漸く鎖骨骨折で戦線離脱していた室井が練習に復帰。やっとディフェンスラインが落ち着いてくるだろう。なんとかこの夏場を持ちこたえて欲しいです。
2000年8月5日
今日の仙台戦、伸二の強行出場も実らず。中継が無かったので何とも言えないが、いつもの悪いパターンが出たのだろう。想像するに一つ一つのプレーがバランバランな攻撃だったんだろう。まあ収穫は永井のスーパードリブルが出た事くらいだろうか。大柴にはいい加減ヘディングが出来るようになってほしい。何で斎藤監督は福田さんを使わないんだろう?まあ今日は前回対戦に引き続きゴールを決めた蓮見を誉めよう。勝ち点差?・・・もう何を言うまい。いいんだレッズはこれで。サポーターだって誰もJ2でブッちぎって優勝しちゃってなんてだれも思っちゃあ居なかったんだ、負け惜しみじゃなく。むしろ、こうでなけりゃレッズじゃないぜってくらいのジャンキーサポーターだっているだろうしね。93・94シーズンの時から、選手の質どうこうじゃなくてどこか不器用なサッカーで、何か出来の悪い子供を慈しむような感覚を浦和レッズに対して感じている方は少なくない数だろう。
ただ今年はどう結果が出ようと去年のような不完全燃焼というか、戦えないでシーズンをずるずる過ごしてしまってはいけないと思う。もう一度初心に帰ってみるべきなんだろう。そして五輪期間の伸二不在を含めて、戦術の徹底をして欲しい。中途半端にラインを上げたサッカーをするより、札幌がそうであるようにガチガチのDFでカウンターでもいいのだ。問題は善悪でも選択でもなく徹底する事が大事なのだと思う。ついでだがGKが全て悪いわけではないが、流れを変える為にも田北さんを外すなど余裕のある選手采配を見せて欲しいと思う。
ただ怪我が完治してない伸二には、出来ることなら五輪もリーグ戦も休んで欲しい。代表そして浦和サポーターとしてシドニーのピッチに立つ伸二の姿は是非とも見たいが、なによりも小倉の二の舞だけはして欲しくない。
正直五輪代表では伸二は余ると思う。本人は何としても出場したいと思うが、正直ナカタと俊輔が居てこれ以上真中の選手を選出すると、18人しかない五輪代表枠が活かせない。
(GK楢崎+1、DFフラット3+2 FW2+2 で11人、これに稲本と司令塔3人で15人、サイドプレイヤーとボランチで3人しか選出できない。つまり伸二が右サイドをやったりナカタがローマでのポジションをやるのか?)
それに伸二自身コンディション的にもパフォーマンスを取り戻す時間も無く、選手枠を潰してコンディションを取り戻せずリーグ戦に戻ってきて下手するとまた怪我をするという最悪の事態もありうるだろう。伸二本人は噛り付いても行きたい五輪だろうし、協会やトルシエ監督としても世論的にもナカタ・俊輔のサブとしても招集したい所かもしれないが、伸二は将来の為にも協会は五輪での勝利の為にも、涙を飲んで代表を辞退したほうがイイのかもしれないと思う。
小野伸二は、2002年W杯で誇りと最高のパフォーマンスでさいたまサッカースタジアムのピッチに君臨すればいいんだ、そして世界へ羽ばたいて行く、それが予定されるべきストーリーなのだと思ったりしている。チームや代表の都合で未来の偉大なプレーヤーが翼を折ることが無いように切望して止まない。
2000年7月31日
土曜日の話ですが、札幌−浦和戦やっぱり負けちゃいましたね。旅先のニュースで知ったんですけど、一点目はしょうがないにしても、二点目は田北さんの腰砕けでしょう。ニアのシュートをフェイントをかまされて重心を外された訳でもないのに入れられてはダメ、あれは酷いです。センタリングと思ったのにズドンでびっくらこいちゃったんですかねえ。逆攻撃の起点的フィードといい、CBとのトライアングル全部の補強や見直しを考えたほうがよいのではと思う。まあ旅の同行者が鹿島サポーターであり鹿島敗北のニュースが先だったので、お付き合いしてヤな奴になり損ねましたけどね。札幌戦はあともう一試合ホームで。是非とも善戦を期待って、おいおい、もう3位との勝ち点差が7しかないじゃんかよ。11月頃のスポーツ紙の表紙に「浦和炎上」とか「浦和残った」などという見出しを見ること無いように、今から闘志を燃やして投資を間違えず惜しまず、フロントともどもしっかりして欲しい。
ところで岡野雅行選手が7月13日に入籍したそうです。お相手は岡野選手の一つ年下の須藤裕子さん(27歳・千葉県出身)との事。岡野選手は「今はシーズン中なので、まずJ1に上がることの方が大事です。J1復帰に向けて頑張っていきたいと思います。」
と非常に殊勝なコメント、野人は最大の味方を得て益々の活躍が期待できそうだ。
2000年7月25日
今日のニッカン一面「トルシエ監督法外要求 年俸倍増1億5000万円」だそうだ。ルシェンブルゴやトラパットーニの倍というと大層だが、日本代表を2002年にベスト16以上に押し上げる事が出来るならば安いものだろう。本来ならばシドニー五輪・アジア杯まで当初の契約どおりオプションで契約延長し、その間に欧州リーグのインターバルの間に水面下で後任候補をリストアップ、シドニー等の結果次第でトルシエの去就を決定で済んだハズなのに、政治力のカケラもない国会議員兼業副会長が騒いで、結果がこれである。クラブチームさえ強化した事のない人の集団である強化委員会や日本サッカー協会、そして一連の解任騒動の急先鋒だった釜本副会長へのアンチ等でトルシエ監督を擁護するという訳ではないが、1億だろうが2億だろうがインセンティブがつこうがつくまいが良いんじゃないか。これでトルシエ監督には結果責任が強く求められるであろうし、日本サッカー協会にも強化過程への責任感や危機感が芽生えれば、2002年に向け良い投資あるいは薬になるんじゃないだろうか。2002年に指揮をとるのがトルシエであろうがなかろうが、代表強化に対してもっと危機感をもって取り組んで欲しいと思う。
ところで名古屋を退団した望月・平野の行き先が京都に決まったようだ。サスガ任天堂。毎年毎年別チームを作る資金力は伊達じゃないネ。選手にとって一番いい年頃なのでホントになにより。大岩も早いトコ行き先を決めて欲しい、出来ればレッズに来て欲しい。望月とセットで来て欲しかった。なにせレッズにはDFと右MFで正確なロングパスができる選手が居ないから。任天堂"ピカチュウ”サンガはDFが弱くて瀬戸際なのだから、大岩のような選手をこそ獲得すべきだと思うんだが。カズがJ2でプレーする姿を見たくない。J2にもサンガのほかの選手にも失礼かも知れないけど、切実にそう思うサポーターは多いはずだ。レッズの昇格を祈るとともにサンガのJ1残留を祈っている。頑張れサンガ!
2000年7月22日
今日は駒場で甲府戦。まだ勝ち点4しか獲得していないチーム相手なので大量得点を期待。前半は路木と小野を起点とした左サイド中心の攻撃が出来ていて、クビツァのポストプレーへの展開や、スペースの出来た右サイドへのサイドチェンジで山田のオーバーラップを効果的に引き出し、2点目のPKを得たりと攻めの形が出来ていた。もうこれは楽勝と夕飯の買い物に出かけたところ、帰宅してテレビ埼玉をつけて見たものは担架で退場していく小野と、未だ変わらない2−0のスコアだった。小野の怪我は心配されるが軽度の捻挫との事、大事に至らず何よりだが、漸くゲーム感を取り戻しつつあった伸二の離脱は心配であり、次節の札幌戦や五輪代表といったヤマでプレイ出来ない彼の不運が残念でならない。結局終了間際に途中出場の阿部のゴールで締めくくれ、浦和にしては珍しく次ぎに繋がる勝利と言えなくもないのだが、次節は西野出場停止・小野欠場と犠牲の多い結果になってしまった。
で結局今日も福田さんはベンチにすら入れてもらえなかった。
2000年7月17日
今午前2時30分くらいなんだけど、まだ起きていてBSで午前2時からの札幌−浦和戦録画放映を見ている。首位と2位の試合なので好ゲームが普通なら期待できるところなのだが、スコアはエメルソンの超個人プレーで1−0で負けている。なぜ普通ならというのかと言えば、ここ数試合の結果からも言えるのだけど、悪循環にはまったレッズは立て続けのピンチを凌ぐ→田北が蹴る→絶対中盤にボール渡らない→やっとマイボール→小野がフリーでもらえない→石井がパスミス→ピクンのうっかりミス→西野の淡白なディフェンス→数回繰り返すうちに失点→ペトロがキレる→永井は何をしていいか分からない→福田さんはスタメンに入れない→盛田・城定はベンチにすら入れない→内舘が1日1回の攻撃参加→クビツァがポストになる→福永がフカす→山田がセンタリングも誰も居ない→岡野がマイナスのセンタリング→0.8秒後クリアされる→阿部がCK蹴る→ファーに誰も入らない→大柴は汗びっしょり→後半35分に吉野が入る→試合終了・・・というパターンが往々にしてだからである。パターンを半分くらいおさらいして前半が終わった。
後半に入って9分に交代出場のクビツァのゴールでタイスコア。クロスを胸トラップして流れるようなボレー。札幌ベンチで高木がアップしている。岡ちゃん、クビツァに対抗してポストプレーヤー投入か?後半は殆どノーガードの打ち合い。DFラインの前にでっかいスペースがあるので、札幌のエメルソンエメルソンエメルソン攻撃や浦和のクビツァのポストを中心にした攻撃は、展開が早くて見せ場が多かったけど結局決定力不足やアホジャッジでノーゴール。高木は結局ベンチ。
延長後半まで来てしまった。エメルソンと一対一になった田北はPA内でボールに触れずエメルソンを倒すも何故かCK。はっきり言って全然機能してない永井やなんだか痛そうな小野を代えないで阿部や岡野を下げた斎藤監督の采配もなんだかなんだが、延長後半になって播戸を下げて、出そうとしては引っ込めていた高木を投入した岡田監督もなんだかな感じであって、結局頂上決戦は有効策を持たない采配と不味いジャッジ(アウェイ有利?)のために、不必要に長々と・・・と書いたところでその永井ががら空きのゴールなのにポストにブチ当ててしまったぁぁぁぁぁぁ。で結局ドローでタイムアップでした。うーんもう午前4時過ぎかあ。今日のところは次々節の札幌戦での斎藤監督と福田さんと偏向ジャッジに期待して寝よう。
2000年6月28日
今日レッドボルテージに行ったところ、偶然「GoGoReds]の公開録画をやっており、阿部選手がゲストとして出演していました。店内は数百人のギャラリー(8割が女性)で埋め尽くされていて、こんなにも多くの女性レッズサポーターに驚いたのですが、鹿島時代からの阿部ファンも多いのでしょうね。最後にサイン入りのポストカードを配るというので、ミーハーな私は女の子たちに混ざって並んで、阿部選手を間近で見ることができたのです。阿部選手はスーツ姿の怪しい男の「頑張って下さい」にもしっかり頷き返してくれたのでした。
2000年5月23日
このたびホームページを開設することになりました。そんでワタシのサポートしている浦和レッズについてのコーナーを設ける事にしました。 レッズ以外にも協会というも釜本批判、逆にトルシエの通訳について一言等なども登場するやもしれませんがご容赦下さい。
これからも上記以外にもコンテンツを増やして行こうと思ってますので、末永くよろしくお願い致します。
ホームへ UrawaRedsLaboへ